外用薬で改善しないアトピー性皮膚炎に、新しい治療の選択肢を

アトピー性皮膚炎に長年悩まされてきた方の中には、

  • ステロイド外用薬で一時的に改善しても、すぐに再発してしまう
  • 全身のかゆみや炎症が強く、日常生活に支障をきたしている
  • できるだけ副作用の少ない治療方法を選びたい

というお声が多く聞かれます。

近年、**生物学的製剤(バイオ製剤)による新しい注射治療「デュピクセント」**が登場し、従来の外用治療だけでは難しかった症状のコントロールが期待できるようになりました。
**札幌市白石区の美容皮膚科「白石ガーデンプレイス皮膚科」**でも、デュピクセントを取り入れたアトピー治療をご案内しています。


デュピクセントとは?|アトピー性皮膚炎に対する注射治療

デュピクセント(一般名:デュピルマブ)は、アトピー性皮膚炎の炎症を引き起こす原因物質(IL-4・IL-13)にピンポイントで作用する生物学的製剤です。
これらのサイトカインを抑えることで、かゆみ・赤み・乾燥・皮膚バリア機能の低下などの症状が和らぐ可能性があります。

特徴

  • 自己注射が可能なペン型注射製剤
  • 通常は2週間に1回の皮下注射で治療を継続
  • 冷蔵保存が必要だが、使用前に室温に45分ほど置くことで痛みが軽減されることがあります
  • 全身に症状がある方にも治療の選択肢となります

白石ガーデンプレイス皮膚科での取り組み

当院では、以下のような安心サポート体制を整えています。

  • 看護師による自己注射指導(初回は院内で実施)
  • 練習用ペンや解説タブレットをご用意し、注射手順をわかりやすくご説明
  • 患者様の不安や疑問をしっかりフォローしながら、治療の継続を支援します

動画で注射方法をご確認いただけます:https://static.blog-video.jp/?v=GrK73KZZA9Ni7wJVRuDAsWOQ


対象となる方

以下のような方に、デュピクセント治療が検討されることがあります。

  • 中等症〜重症のアトピー性皮膚炎で、外用薬や内服薬での改善が乏しい方
  • かゆみや炎症によって睡眠や生活に支障をきたしている方
  • 長期的に皮膚状態を安定させたいと考えている方

※すべての方に適応となるわけではなく、医師の診察と検査を通じて判断いたします。


治療スケジュール・料金(※保険診療)

治療項目内容
初回注射(導入期)医師の診察・指導のもと、院内で1本投与(300mg)
維持期(2回目以降)2週間に1回、ご自身で皮下注射(300mg)
保管方法冷蔵庫で保管、使用45分前に室温に戻す

保険適応となるため、自己負担額(3割負担の場合)は以下が目安です。

治療内容自己負担の目安
デュピクセント1本約25,000〜30,000円程度

※高額療養費制度を利用できる場合があります
※診察料・血液検査料などが別途必要です


FAQ|よくあるご質問

Q1. 自己注射が不安なのですが、大丈夫でしょうか?

A. 当院では、看護師による丁寧な指導に加え、練習用のペンや動画教材を使って繰り返し確認できます。ほとんどの方が数回の練習で慣れ、ご自身で安全に注射できるようになります。


Q2. 副作用はありますか?

A. 注射部位の赤み・腫れ・かゆみなどの軽度な副反応が見られることがあります。ごく稀に重いアレルギー反応が報告されるため、初回は院内で安全を確認しながら実施します。


アトピー治療でお悩みの方へ|お気軽にご相談ください

「これまでの治療で改善が乏しい」
「全身のかゆみで毎日がつらい」
「安心して継続できるアトピー治療を探している」

そんな方は、**札幌市白石区の「白石ガーデンプレイス皮膚科」**まで、ぜひご相談ください。

患者様一人ひとりのライフスタイルや症状に応じて、適切な治療法を医師がご提案いたします