白石ガーデンプレイス皮膚科クリニック

院長のスキンケアコラム
DIRECTOR'S SKIN CARE COLUMN

アトピー性皮膚炎の新薬 デュピクセント

アトピー性皮膚炎の治療といえば、これまではステロイド外用と抗アレルギー剤の内服が中心でした。 ここ数年で新薬が登場し、治療の選択肢が増えています。 アトピー性皮膚炎で初の生物学的製剤、注射薬のデュピクセントはアトピーの炎症を起こす原因となるサイトカイン、IL4とIL13を抑えることによりアトピー性皮…more

酒さ・ニキビ肌にアゼライン酸

酒さ・ニキビ肌にアゼライン酸 アゼライン酸は、小麦やライ麦などの穀物に含まれる自然由来の安全性の高い成分です。日本では化粧品、海外では治療薬として使われています。クリームやジェル、ローションなどの製剤があります。 アゼライン酸の作用 アゼライン酸はニキビ、酒さなどのスキンケアに適しています。 刺激が…more

洗い流すニキビ治療薬 ベピオウォッシュゲル

これまで過酸化ベンゾイル製剤としてベピオゲル、ベピオローションがありましたが 今月、ベピオウオッシュゲルが発売になりました。 特徴としては ・過酸化ベンゾイル濃度が5%(これまでのベピオゲル、ベピオローションは2.5%) ・9歳から使用可能(これまでのベピオは12歳以上が適応) ・塗布後5~10分お…more

アトピー性皮膚炎の治療薬 イブグリース

🌹アトピー性皮膚炎の新しい治療薬「イブグリース」 🔸イブグリースってどんなお薬? イブグリースは「バイオ製剤」と呼ばれる新しいタイプのお薬です。バイオ製剤は、体の中の特定の物質にピンポイントで作用するのが特徴です。 アトピー性皮膚炎は、免疫のバランスが崩れることで、炎症やかゆみが起こります。 イブグ…more

アトピー性皮膚炎の治療 デュピクセント

アトピー性皮膚炎の治療はステロイド外用や抗アレルギー剤の内服が一般的によく行われています。 最近注目されている治療にデュピクセントという注射の治療があります。 2018年にアトピー性皮膚炎の新薬として発売された生物学的製剤です。 ちょっと難しい話になりますが、アトピー性皮膚炎では、皮膚でこの図のよう…more

頑固なニキビにイソトレチノインという選択肢

当院では重症のニキビに対して、イソトレチノインによる治療を行っています。 🔸イソトレチノインとは? ビタミンA誘導体の1つで、皮脂腺を縮小させることで、ニキビの原因となる過剰な皮脂の分泌を減らす作用があります。 🔸主な効果 ・強力な皮脂分泌抑制作用・毛穴のつまり(角化異常)の改善・ニキビ菌に対する間…more

くちびるのカサカサの原因

皮膚科で意外と相談が多いくちびるの荒れ。 原因は、空気の乾燥、気候や環境の影響、紫外線、舐める癖、栄養不足などが考えられます。 栄養素ではビタミンB群、鉄分、亜鉛などの不足、特にビタミンB不足は口周りのトラブルと関連があります。 日常生活ではアレルギーや刺激となるものに注意しましょう。 くちびるのか…more

ゼオスキンヘルスとリビジョンスキンケアの高濃度レチノールの使い分け

レチノールとはビタミンAの一種です。肌の表面〜奥深くに働きかけて、肌のターンオーバー(新しい肌細胞が生まれるサイクル)を促進し、以下のような効果が期待できます ・シワたるみの改善:肌のハリや弾力をサポート。 ・シミくすみの軽減:古い角質を剥離し、肌の色ムラを改善。 ・毛穴引き締め:皮脂の分泌を調整し…more

そろそろ紫外線対策 飲む日焼け止めユーブロック

紫外線対策の基本は ・塗る日焼け止め ・日傘や帽子:物理的に紫外線を防ぐ ですが、さらにプラスで外出前に飲む日焼け止めを飲んでおくと万全です。 当院人気のロングセラー飲む日焼け止め、ユーブロックは1日1粒、外出前に飲みます。 1粒で効果が24時間続きます。 ユーブロックは抗酸化作用があり、紫外線を浴…more

ニキビとビタミンAの内服

ニキビ治療といえば外用薬(ぬり薬)を思い浮かべる方が多いですが、実は「体の中からサポートする」ビタミンAの内服も、ニキビ改善に役立ちます。 ビタミンAの作用 🟠 皮脂の分泌を抑える→ ニキビの原因となる過剰な皮脂を内側からコントロール。 🟠 毛穴のつまりを予防→ 肌のターンオーバ…more

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