「突然、赤みやかゆみのある発疹が出た」「原因がわからないけど繰り返す」
そんなじんましん(蕁麻疹)にお悩みの方が、札幌市白石区の白石ガーデンプレイス皮膚科にも多くご相談にいらっしゃいます。
じんましんの原因は多岐にわたりますが、普段の食事が症状を悪化させている可能性もあります。
この記事では、「じんましんと食べ物の関係」について、皮膚科医監修のもと分かりやすく解説します。
じんましんのメカニズムとは?
じんましんは、皮膚のマスト細胞から「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」といった炎症性物質が放出されることで起こる皮膚疾患です。
これらの物質により、血管が拡張し、かゆみや赤み、ミミズ腫れのような症状が一時的に現れるのが特徴です。
発疹は数時間以内に消えることが多いですが、慢性的に繰り返すケースもあります。
食べ物が原因になることも?
じんましんの原因の一つとして、「食べ物によるヒスタミンの摂取」や「ヒスタミンの放出を促す食品」が関与している場合があります。
白石ガーデンプレイス皮膚科でも、食生活の見直しにより症状が軽減したという患者さまの声が寄せられています(※個人の感想です)。
ヒスタミンを多く含む食品
以下の食品は、ヒスタミンを多く含んでおり、摂取によりじんましんの症状が出やすくなる可能性があります。
| 食品カテゴリ | 具体例 |
|---|---|
| 青魚 | サバ、マグロ、イワシなど |
| 発酵食品 | チーズ、納豆、キムチ、ヨーグルト |
| 加工食品 | ソーセージ、ハムなど |
| 飲料 | 赤ワイン、ビールなどのアルコール類 |
ヒスタミンの放出を促す食品(擬似アレルゲン)
ヒスタミン自体を含まなくても、体内のマスト細胞を刺激してヒスタミンを放出させる食品もあります。
| 食品カテゴリ | 具体例 |
|---|---|
| 野菜・果物 | トマト、ナス、ほうれん草、イチゴ、パイナップル |
| その他 | チョコレート、エビ、カニなどの甲殻類 |
香辛料・刺激物にも注意が必要
以下のような食品は、体温を上げたり血流を促進する作用があり、かゆみを強めることがあるため注意が必要です。
- 唐辛子
- カレー
- にんにく
- アルコール全般
食生活を整えることが症状緩和の第一歩
脂っこいものやスナック菓子、インスタント食品などの加工食品・ジャンクフードも、腸内環境や免疫に影響を与えるため、じんましんが慢性化している方は見直しをおすすめします。
白石ガーデンプレイス皮膚科でのじんましん診療について
札幌市白石区にある当院では、じんましんの診療において以下の方針を大切にしています。
- 医師による詳細な問診・診察
- 必要に応じて血液検査を実施
- 食事や生活習慣のアドバイス
- 内服薬(抗ヒスタミン薬)による治療提案
急性じんましん・慢性じんましんともに対応しておりますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 食べ物以外にもじんましんの原因はありますか?
A1. はい。じんましんの原因は多岐にわたり、ストレス・温度変化・薬剤・感染症・衣類の刺激なども関与する場合があります。
Q2. ヒスタミンを含む食品はすべて避けるべきですか?
A2. すべての方に該当するわけではありません。体質や発症頻度により個人差があるため、医師と相談しながら食事内容を調整するのが望ましいです。
ご相談・ご予約はお気軽にどうぞ
白石ガーデンプレイス皮膚科では、札幌市白石区を中心に地域の皆さまのお肌のお悩みに寄り添った診療を行っております。
じんましんをはじめ、皮膚トラブルでお困りの方は、お気軽にご相談ください。





