
🌹分子栄養療法 血液解析とは?
先日のスタッフ研修では、分子栄養療法の血液解析について学びました。
まずは、自分たちが血液検査を受けて、今の自分の体の状態の確認をしました。
分子栄養療法では、栄養状態を見るために血液検査を行います。
検査する項目は通常の血液検査で調べる検血一般と生化学の項目と重なる部分は多いのですが、検査結果の解釈が一般診療での解釈とは異なります。
一般診療の血液検査では肝臓の障害や腎臓の障害など、明らかな臓器の異常を見つけるために検査しますが、分子栄養療法では同じ検査項目でも見方を変えて、タンパク質やビタミン不足、隠れ貧血、血糖調節障害などの評価をします。
分子栄養療法の勉強は、まず自分自身の血液検査をして、今の自分の栄養状態を確認することから始まります。
分子栄養療法においてよく見られるのは、鉄不足、銅過剰・亜鉛不足、タンパク質不足、血糖調節障害(血糖スパイクという、低血糖と高血糖を繰り返す状態)などがあります。
冷え性、婦人科トラブル、寝付きが悪い、寝ても疲れが取れない、集中力が続かない、イライラしやすい、約束をすっぽかす(無断キャンセルが多い)、アトピーやニキビなど肌荒れを繰り返す、などなど体の不調の原因は栄養不足かもしれません。
いわゆる病気ではないけれど、なんだか調子が良くないという方は、血液解析を受けてみると良いかもしれません。
検査を受けて、現状での問題点を見直すことが、不調の改善の第一歩になります。