「皮膚科に通ってもニキビがなかなか改善しない」
「繰り返す炎症ニキビに悩まされている」
このようなお悩みを抱える方に、札幌市白石区の白石ガーデンプレイス皮膚科では、イソトレチノイン(ビタミンA誘導体)による内服治療をご提案しています。
重症のニキビに対して皮脂腺そのものにアプローチするため、これまでの外用薬や抗菌薬では効果が限定的だった方にも、改善が期待できる治療法です。
イソトレチノインとは?
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体(レチノイド)の一種で、主に以下のような作用が期待されています。
- 皮脂腺の縮小による皮脂分泌の強力な抑制
- 毛穴の詰まり(角化異常)の改善
- ニキビ菌(アクネ菌)に対する間接的な抑制
- 炎症の抑制効果
これらの作用により、炎症性ニキビや膿疱性ニキビ、しつこい大人ニキビなどの改善が期待できます。
このような方におすすめです
- 長期間、炎症性のニキビが繰り返しできる
- 外用薬や抗生物質の効果が不十分だった
- 背中や胸など広範囲にニキビがある
- 酒さ様皮膚炎や皮脂過多による毛穴トラブルに悩んでいる
治療の流れと服用方法
■ 服用方法
- 1日1回、食後に服用(脂溶性のため吸収効率UP)
- 初期用量:体重1kgあたり 0.25〜0.5mg/日
(例:体重50kg → 10〜25mg/日) - 治療期間:6〜10か月程度が目安
■ 累積投与量の重要性
イソトレチノインは、治療全体での「累積投与量」が効果と再発予防に重要とされています。
目安は 体重1kgあたり120〜150mg。
| 体重 | 1日の服用量 | 目安の治療期間(累積) |
|---|---|---|
| 50kg | 20mg | 約9〜10か月 |
| 60kg | 30mg | 約6〜7か月 |
※治療中は医師の指導のもと、用量調整・経過観察を行います。
起こりうる副作用と注意点
主な副作用(頻度あり)
- 唇や肌の乾燥・ひび割れ
- 目や鼻の乾燥感
- 肝機能・脂質異常(血液検査で確認)
- 頭痛・筋肉痛
- 気分の落ち込み、うつ症状
- 夜間視力の低下
注意事項(特に女性の方)
- 妊娠中の服用は禁止(胎児への影響あり)
- 治療中・終了後 最低1か月間は避妊が必要
- 授乳中も服用不可
- 献血は治療中・終了後1か月間は禁止
- 定期的な血液検査が必要です
使用薬剤と料金について(自費診療)
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| 初診料 | 3,300円 |
| 再診料 | 1,100円 |
| 血液検査(1回) | 2,200円 |
| イソトレチノイン 30日分 | 19,800円 |
※治療にかかる期間や費用は、体重や用量により個人差があります。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. ニキビ以外でもイソトレチノインは使えますか?
A1. はい、皮脂過多による毛穴の開きや酒さ(赤ら顔・ブツブツ)の治療にも用いられることがあります。ただし、医師の判断により適応が決まりますので、まずは診察を受けてください。
Q2. 治療中の化粧品はどうしたら良いですか?
A2. 肌が乾燥しやすくなるため、保湿中心のスキンケアが推奨されます。
刺激の少ない低刺激処方のクレンジングや保湿剤をご使用ください。ゼオスキンのバランサートナーやRCクリームなど、相性のよい製品をご案内できます。
札幌市白石区でイソトレチノイン治療をご希望の方へ
重症ニキビや長年の皮脂トラブルでお悩みの方へ。
札幌市白石区の「白石ガーデンプレイス皮膚科」では、イソトレチノインによる専門的な治療を行っております。
まずは医師によるカウンセリングからスタート。
副作用や注意点についても丁寧にご説明いたします。
ご予約はお気軽にどうぞ。初診の方も歓迎いたします。





