🍉夏の皮膚トラブル・かゆみには消風散

夏の皮膚トラブルといえば

・あせも

・虫刺され

・草かぶれ

・日焼け

といったところでしょうか。

毎日暑いので、あせもの患者さん、汗でアトピーが悪化する患者さんが多いですね。

皮膚科で夏によく処方する漢方薬に消風散という薬があります。

当帰(とうき)、地黄(じおう)、防風(ぼうふう)、蝉退(せんたい)、知母(ちも)、苦参(くじん)、胡麻(ごま)、荊芥(けいがい)、蒼朮(そうじゅつ)、牛蒡子(ごぼうし)、石膏(せっこう)、甘草(かんぞう)、木通(もくつう)の13の生薬で構成されています。

炎症を抑えて、かゆみを軽減し、分泌物を抑える作用があります。

じくじくとした浸出液を伴う湿疹病変の痒み、夏に汗で悪化するアトピー性皮膚炎の治療によく使います。

水虫が悪化してかゆい時、指の間がただれている時にも良いですね。

通常の西洋薬の治療に漢方薬をプラスすると治りが早くなります。

漢方薬による治療をご希望の方はご相談くださいね。