先日、東京で開催された**「アクネマネージメントカンファレンス」**に参加し、全国でニキビ診療に携わる先生方の講演を拝聴しました。
**白石ガーデンプレイス皮膚科(札幌市白石区)**では、患者さんにより適した診療をご提供できるよう、学会やセミナーへ継続的に参加し、最新の知見を日々の診療へ取り入れるよう努めています。
今回は、ニキビ治療に関する学びの中から、患者さんにも知っていただきたいポイントをご紹介します。
抗菌薬は「適切な期間・適切な使い方」が重要です
ニキビ治療では、炎症の程度によって抗菌薬を使用することがあります。
今回の講演では、薬剤耐性菌を増やさないためにも、抗菌薬は必要最小限の期間で適切に使用することの重要性が改めて紹介されました。
特に、
- マクロライド系抗菌薬(クラリスロマイシンなど)
- クリンダマイシン外用薬
では耐性菌への配慮が重要とされており、一方で他の抗菌薬についても、耐性が生じる可能性を考慮しながら適切に使用することが大切です。
そのため、自己判断で長期間使用を続けるのではなく、医師の指示に従って治療を進めることが推奨されています。
ベピオ®など過酸化ベンゾイル製剤の刺激症状について
**ベピオ®(過酸化ベンゾイル製剤)**は、ニキビ治療で広く用いられている外用薬です。
使用開始後には、
- 赤み
- 乾燥
- ヒリヒリ感
- かゆみ
などの刺激症状がみられることがあります。
今回のセミナーでは、
- 治療初期によくみられる一時的な刺激症状なのか
- アレルギー反応の可能性があるのか
を見極めるポイントについて学びました。
刺激が強い場合は自己判断で使用を続けず、医療機関へ相談することが大切です。
ニキビ治療はスキンケアも重要
近年では、ニキビ治療は薬だけではなく、皮脂のコントロールや**皮膚のマイクロバイオーム(皮膚の常在細菌叢)**のバランスを整えることも重要と考えられています。
毎日の洗顔や保湿など、適切なスキンケアを継続することが、お肌の環境を整え、治療をサポートすることにつながる可能性があります。
当院でも、お肌の状態に合わせたスキンケア方法についてご案内しています。
生活習慣もニキビに影響する可能性があります
睡眠不足やストレス、生活リズムの乱れは、皮脂分泌や肌環境に影響を与える可能性があると考えられています。
そのため、繰り返すニキビでは、
- 十分な睡眠
- バランスの良い食事
- 適度な運動
- ストレスケア
など、生活習慣を見直すことも大切です。
薬による治療だけでは改善が難しい場合には、生活背景も含めて総合的に考えることが重要だと改めて感じました。
敏感肌やアトピー性皮膚炎、酒さを伴うニキビ治療
ニキビ治療薬の中には刺激を感じやすいものもあり、アトピー性皮膚炎や酒さなどを合併している場合には、使用方法を工夫する必要があります。
今回の講演では、症状や肌質に応じた薬剤の選択や使用方法について、多くの実践的な知見を学ぶことができました。
**白石ガーデンプレイス皮膚科(札幌市白石区)**でも、お一人おひとりのお肌の状態を確認しながら、無理のない治療計画をご提案しています。
FAQ
Q1. ニキビは市販薬だけで治りますか?
症状が軽い場合は市販薬で改善することもありますが、繰り返すニキビや炎症が強い場合は、医療機関での診察をおすすめします。症状に応じて適した治療方法をご提案します。
Q2. ニキビ治療はスキンケアも重要ですか?
はい。適切な洗顔や保湿、紫外線対策などのスキンケアは、お肌の状態を整え、治療をサポートすることが期待されます。肌質に合わせたケアを行うことが大切です。
Q3. ニキビ跡や毛穴の相談もできますか?
当院ではニキビだけでなく、ニキビ跡や毛穴などのお悩みに対しても、美容皮膚科の視点から診察を行っています。必要に応じてレーザーフェイシャルなどの治療をご提案する場合があります。
ご相談・ご予約はこちら
ニキビやニキビ跡、毛穴のお悩みは、札幌市白石区の白石ガーデンプレイス皮膚科までお気軽にご相談ください。
これからも学会やセミナーで得た知見を日々の診療に活かし、患者さん一人ひとりのお肌の状態に合わせた美容皮膚科診療をご提供できるよう努めてまいります。
ご予約・お問い合わせをお待ちしております。





