両頬のぼんやりしたシミが取れない」「肝斑かもしれない」といったご相談が増えています。肝斑は紫外線・摩擦・ホルモンバランス・加齢など複数の要因が関わり、セルフケアだけでは改善が難しいことがあります。

白石ガーデンプレイス皮膚科では、症状に合わせてレーザートーニングレーザーシャワーエレクトロポレーション(ケアシス)、外用薬・内服薬などを組み合わせた治療をご提案しています。今回は、50代女性(お写真提供ありがとうございます)の症例をご紹介します。
※掲載内容は患者さま個人の経過・感想であり、効果には個人差があります。


50代女性の症例|両頬・鼻・額のシミと肝斑

治療前のお悩み

  • 両頬・鼻・額のシミが気になる
  • 特に両頬と額に肝斑を認める
  • 全体的な色ムラを改善したい

札幌市白石区の当院を受診され、色調改善を目的に治療を開始しました。


行った治療内容と特徴

1. レーザートーニング(全顔)

低出力のレーザーを均一に照射し、メラニンに穏やかに働きかける治療です。

期待できる方向性

  • 肝斑の悪化リスクを抑えながら色ムラを整える可能性
  • くすみ改善やトーンアップが期待できる

今回は、治療開始時と1か月後に合計2回照射しました。


2. エレクトロポレーション ケアシス(カレシム導入)

微弱電流で美容成分を角質層へ届ける治療です。

期待できる方向性

  • レーザー後の肌を優しくサポート
  • カレシム(成長因子配合)により、肌再生を促す可能性

3回の施術を行いました。


3. 外用療法

外用薬期待される作用の方向性
ハイドロキノン(HQクリア)メラニン生成を抑える方向で働く可能性
トレチノインターンオーバーを促し、肌の更新を高める可能性

4. 内服療法

内服薬内容
トラネキサム酸メラニン産生に関わる要因を抑える可能性
ビタミンC(シナール)抗酸化サポート・美白サポートが期待される

5. レーザーシャワー(ロングパルスYAG)

3か月目に追加照射を行いました。
レーザーシャワーは、真皮に熱刺激を与え、コラーゲン産生をサポートします。

一般的に知られる作用

  • 赤みの改善
  • 肌のハリ感アップ
  • 真皮層のリジュビネーション(若返り)
  • 真皮状態を整えることで肝斑の改善にもつながる可能性

肝斑症例では、レーザートーニングとレーザーシャワーの併用が良い結果につながりやすいといわれています(※個人差があります)。


治療後の変化(個人の感想)

治療を継続された患者さまからは、
「両頬の肝斑が以前より薄く感じる」
「全体的に肌のトーンが明るくなった」
といったご感想をいただいています。
※効果には個人差があります。


肝斑治療は「治療後のメンテナンス」が重要

肝斑は一度薄くなっても、

  • 紫外線
  • 摩擦
  • 皮膚の老化
  • ホルモンバランスの変化

などが原因で再び濃くなる可能性があります。

メンテナンスのポイント

  • 紫外線対策の徹底
  • 摩擦を避けたスキンケア
  • 肌質を整える美容施術を定期的に行う
  • 外用薬の適切な継続
    これらを組み合わせることで、良い状態を保ちやすくなります。

治療だけでなく、治療後のサポートも当院にお任せください。


治療内容・料金(税込)

治療内容料金
レーザートーニング(全顔)2回施術各22,000円
ケアシス(カレシム導入)3回施術各11,550円
レーザーシャワー+シワフォーカス2部位25,300円
トラネキサム酸ローション外用6,600円
HQクリア外用9,900円
トレチノイン 5g外用2,750円
シナール(ビタミンC)100錠内服1,100円
トラネキサム酸 100錠内服1,650円

起こりうる副作用

  • 赤み
  • 色素沈着

FAQ(よくある質問)

Q1. 肝斑治療はどれくらい続けるとよいですか?

A. 個人差はありますが、数か月かけて改善を目指すことが多いです。メンテナンス治療も併用することで良い状態を保ちやすくなります。

Q2. レーザートーニングとレーザーシャワーは併用できますか?

A. 肌状態によっては併用が可能で、肝斑・色ムラ・肌質改善の総合ケアとして用いられることがあります。


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札幌市白石区の白石ガーデンプレイス皮膚科では、肝斑・シミ治療を症状に合わせて丁寧にご提案しています。
「自分のシミにはどの治療が合う?」「肝斑かどうか知りたい」など、まずはお気軽にご相談ください。