
先日、**日本医学脱毛学会**が札幌で開催されました。
今年は**札幌開催**ということで、地元開催の学会は移動の負担が少なく参加しやすいのがありがたいところです。
美容皮膚科の診療では、**医療レーザー脱毛**は幅広い年代の患者さまからご相談があり、当院でもほぼ毎日のように施術のご予約をいただいています。
今回の学会では、脱毛治療の基本からトラブル対策まで、改めて多くの学びがありました。
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## 医療レーザー脱毛の基本理論
医療レーザー脱毛は、レーザーの特性を利用して毛の組織へ熱エネルギーを届ける治療です。
学会では、改めて以下の基礎理論について講演がありました。
– **選択的熱破壊理論**
– **鏡面反射光と拡散反射光**
– 毛周期とレーザー照射の関係
これらの理論は、医療レーザー脱毛の安全性や効果を理解するうえで重要な考え方です。
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## 医療レーザー脱毛で起こりうるトラブル
レーザー脱毛は多くの方に利用されている治療ですが、皮膚状態や体質によっては注意が必要なケースもあります。
例えば次のような現象です。
– **硬毛化(こうもうか)**
– 赤みや炎症
– 色素沈着
学会では、こうしたトラブルが起こった場合の対応や予防についても詳しく解説がありました。
医療レーザー脱毛では、**機械の設定だけでなく、施術前の皮膚状態の評価がとても重要**であることを改めて実感しました。
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## 脱毛施術で重要な「診察とカウンセリング」
脱毛治療に限ったことではありませんが、レーザー治療では
– 皮膚の状態の診察
– 毛質や肌質の評価
– リスク説明
– 治療計画の提案
など、**医師による診断とカウンセリングが非常に重要**です。
今回の講演の中で印象的だった言葉があります。
> **「カウンセリングは“伝える”のではなく、“伝わる”ことが重要」**
患者さんに説明したつもりでも、実際には十分に伝わっていないこともあります。
研修医の頃、病棟の看護師長から
> 「先生、ムンテラ(説明)って難しいのよ。指導医の先生だって、いまだにうまくいかないことがあるんだから」
と言われたことを思い出しました。
医師になって約30年になりますが、今でも**「どうすれば伝わる説明になるのか」**と考えながら診療しています。
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## 医療機器の展示もチェック
学会では企業展示もあり、さまざまな美容医療機器が紹介されていました。
– 新しいレーザー機器
– 脱毛関連デバイス
– 皮膚治療機器
などを実際に見ることができ、今後の診療の参考になる情報を得ることができました。
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## 学会テーマ「失敗も語れる学会に」
今回の学会のテーマは
**「失敗も語れる学会に」**
医療では、誰もが失敗したくないと思っています。
しかし、もしトラブルが起こってしまった場合には、そこから学び、次に活かしていく姿勢が大切だと感じました。




