

アトピー性皮膚炎治療に関する講演会に参加しました
先日、アトピー性皮膚炎の生物学的製剤「イブグリース®」をテーマとした講演会が開催され、私は座長を務めさせていただきました。
演者には野村皮膚科医院の野村有子先生をお迎えし、ディスカッサントとして白いあさがお皮膚科クリニックの福田朝子先生にご登壇いただきました。
野村先生はZoomでご参加いただき、アトピー性皮膚炎治療に関する豊富なご経験や最新の知見をご講演いただきました。
札幌市白石区の白石ガーデンプレイス皮膚科でも、日々アトピー性皮膚炎の患者さまを診療しているため、大変学びの多い機会となりました。
アトピー性皮膚炎治療の基本とは?
アトピー性皮膚炎治療の基本は、以下の2つです。
正しいスキンケア
皮膚のバリア機能を維持するためには、保湿剤による適切なスキンケアが重要です。
乾燥を防ぎ、皮膚への刺激を減らすことで、症状悪化の予防につながる可能性があります。
外用療法
ステロイド外用薬や非ステロイド性外用薬を使用し、皮膚の炎症をコントロールします。
しかし、適切なスキンケアや外用療法を継続していても、十分な改善が得られないケースがあります。
そのような場合には、症状や重症度に応じて治療選択肢を検討することがあります。
生物学的製剤「イブグリース®」とは?
近年、アトピー性皮膚炎の病態解明が進み、炎症に関与するサイトカインであるIL-4やIL-13が重要な役割を担っていることがわかってきました。
イブグリース®やデュピクセント®は、これらの炎症シグナルに関連する経路へ作用する治療薬です。
適応や治療方針については、患者さまの症状や既往歴などを総合的に判断したうえで決定されます。
イブグリース®の特徴
イブグリース®は、生物学的製剤による治療選択肢の一つです。
症状が安定した後には、医師の判断のもと投与間隔を延長できる場合があります。
治療内容や投与スケジュールは患者さまごとに異なるため、詳しくは診察時にご相談ください。
アトピー性皮膚炎治療の選択肢は広がっています
近年のアトピー性皮膚炎治療では、
- ステロイド外用薬
- 非ステロイド性外用薬
- JAK阻害薬
- 生物学的製剤
- スキンケア指導
など、さまざまな治療法が選択できるようになりました。
そのため、患者さま一人ひとりの生活スタイルや症状に合わせた治療計画を立てやすくなっています。
札幌市白石区の白石ガーデンプレイス皮膚科でも、患者さまの状態を丁寧に評価しながら治療方針をご提案しています。
講演会で学んだ実臨床での治療戦略
今回の講演会では、生物学的製剤による治療経験が豊富な野村先生、福田先生から、
- 生物学的製剤の選択方法
- 患者さまごとの治療戦略
- 実臨床での工夫
- 長期的な治療継続のポイント
などについて貴重なお話を伺うことができました。
教科書だけでは学べない実践的な内容も多く、今後の診療に活かしていきたいと考えています。
講演会後の交流も貴重な学びの機会に
講演会終了後は、現地参加された福田先生と主催企業であるイーライリリー株式会社の皆さまと食事をご一緒させていただきました。
アトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤の活用方法や、日常診療で感じる「皮膚科あるある」など、さまざまな話題で意見交換を行いました。
こうした専門家同士の交流は、新しい知見や視点を得る貴重な機会でもあります。
FAQ
Q. アトピー性皮膚炎はステロイドだけで治療する病気ですか?
A. 近年はステロイド外用薬以外にも、非ステロイド性外用薬や生物学的製剤など治療の選択肢が増えています。症状や重症度に応じて適切な治療法を検討します。
Q. 生物学的製剤はどのような方が対象になりますか?
A. 症状の程度や治療歴などを総合的に評価し、適応を判断します。すべての患者さまに適応となるわけではありません。
Q. アトピー性皮膚炎はスキンケアも重要ですか?
A. はい。保湿を中心とした適切なスキンケアは、治療の基本として重要と考えられています。
札幌市白石区でアトピー性皮膚炎にお悩みの方へ
アトピー性皮膚炎は、患者さまによって症状やお悩みが異なります。
白石ガーデンプレイス皮膚科では、スキンケア指導から外用療法、生物学的製剤を含めた治療選択肢について丁寧にご説明し、一人ひとりに合わせた診療を心がけています。
症状がなかなか改善しない方や治療について相談したい方は、お気軽にご相談ください。




